第6回定例会リポート 「みんなが笑顔で暮らせる社会を目指して」ほか

定例会リポート

2月25日に第6回「なごエコ」定例会を開催しました。今回もさまざまな分野で活躍する皆様にそれぞれの活動を語っていただきました。

 

 

2021年 2月25日(木)開催 第6回定例会リポート

 

特別講演

人づくり、 人の輪づくり
  小出 恭司さん/なごや環境大学実行委員会事務局 次長

10分間個別スピーチ

飛騨・木曽川流域でとれた農産物を通して、水でつながる流域自給を目指します    
  沖 てる夫さん/有限会社くらしを耕す会
笑顔でつながるSDGsアクションをみんなで実践しませんか?  
  水谷孝次さん/NPO法人 MERRY PROJECT 代表理事
  伊藤 光恵さん/株式会社リベラル社


懇親会

 

 

特別講演

人づくり、 人の輪づくり

■講師プロフィル

なごや環境大学 小出 恭司さん

なごや環境大学実行委員会事務局 次長。名古屋市で36年間環境行政に携わったのち、2020年4月から「なごや環境大学実行委員会事務局」へ。

https://www.n-kd.jp/




持続可能な地球社会を支える人づくり・人の輪づくりを

なごや環境大学は、愛・地球博が開催された2005年に開学しました。「環境首都なごや」そして「持続可能な地球社会」を支える「人づくり・人の輪づくり」を進め、行動する市民、協働する市民として「共に育つ(共育)」ことを目的としています。
組織のかたちは実行委員会で、市民・市民団体、企業、教育機関、行政による持ち寄りを基本とした企画・運営です。財源は名古屋市の負担と事業収入です。

 

■まちじゅうがキャンパス

屋外(里山や水辺)も屋内(教室や工場)も「まちじゅうがキャンパス」で、校舎があるわけではありません。

藤前干潟で生きもの観察

2019年度は、154講座を全446回実施、82団体26社が企画・運営、1万3000人以上が参加しました。

 

■なごや環境大学って?

講座は、低炭素、自然共生、資源循環、健康安全、まちづくり、国際協力・多文化共生、人づくりなど多様なテーマを、座学・体験・屋内・野外などさまざまなスタイルで開催しています。
講座以外にも、各グループがそれぞれ環境テーマを掲げて仲間を集め、1年間を通して、調査・研究・制作ワークなどを行う、共育ゼミナール活動もあります。

堀川川遊び

講座・ゼミナールの運営以外に、人と人、団体と企業、行政や教育機関などそれぞれの得意分野を生かしたネットワークづくりや、ESD活動(持続可能な社会を支える担い手づくり)の支援、関連団体との橋渡しなども行っています。

 

■情報発信

多種多様な講座を紹介したガイドブックを年2回発行しています。2021年度は、表紙デザインを刷新しました。若手デザイナーや学生を対象としたコンペティションで選ばれた作品です。

また、地球環境から身近な環境までをわかりやすくまとめた「なごや環境ハンドブック」を発行しています。ソーシャルメディアやホームページ、大勢の人が集うイベントなどを通じてだれもが参加できる情報を発信しています。

入学資格は、「エコ・ゴコロ」だけ。子どもから大人まで、環境に関心のある、すべて人を歓迎します。

 

 

 

10分間個別スピーチ

出席者が語る「私たちが行っている取り組み」

飛騨・木曽川流域でとれた農産物を通して、水でつながる流域自給を目指します

子どもたちに食べさせたい、安心して食卓にのせられるような食べものを手に入れたいと、農薬・化学肥料ゼロの地元でとれた旬の野菜セットの宅配を1989年3月に、50人に満たない会員でスタートしました。以来、スタッフが生産者や産地を直接訪ねて確かめながら、米、調味料、生鮮品、生活用品と扱い品を少しずつ増やしてきました。
全国各地から集めた野菜を詰め合わせるのではなく、地元(愛知県内)で生産された季節の野菜を、それぞれの農家で箱に詰め合わせ、会員宅に宅配で届けています。

街の人たちが安心して暮らすには、川の上流の森や林が守られ、農薬や化学肥料に頼らない健全な農業の営みが欠かせません。飛騨・木曽川流域でとれた農産物を通して、村と街がつながり、上流と下流が支えあう関係「流域自給」を目指しています。

 

■有限会社くらしを耕す会 沖 てる夫さん

http://www5f.biglobe.ne.jp/~tagayasu/


 

 

 

 

笑顔でつながるSDGsアクションをみんなで実践しませんか?

「水を大切に使う」「困ったときに助け合う」「ボランティアに参加する」…国連の「持続可能な開発目標」(SDGs)の実現へ、誰もができる身近なアクションを分かりやすく伝える絵本『未来を変えるメッセージ みんなのSDGs』を3月に出版します。
その出版記念に、みんなを笑顔にするイベント「MERRY SDGs ACTION」を開催します。
震災から10年を迎える東北からスタート。その後、大阪・愛知・東京、そして全国に笑顔の輪を広げていきます。愛知では、3月21日(日)13:00に名古屋市科学館(名古屋市中区)をスタート、テレビ塔までの道のりを笑顔でクリーンアップ(清掃)します。また、笑顔の傘でソーシャルディスタンスをとりながら名古屋の街を歩き、街中を笑顔でいっぱいにします。

 

■NPO法人 MERRY PROJECT 代表理事 水谷孝次さん、株式会社リベラル社 伊藤 光恵さん

http://www.merryproject.com/
http://liberalsya.com/


 

 

 

 

★今回のおやつ

会場では、障害者の雇用、就労促進を図っている久遠チョコレートさんの4種類のパウンドケーキが用意されました。

 

 

 

 

 


★次回の「なごエコ」定例会は3月25日(木)16:00より開催予定

お申込みは、こちらから
https://nagoeco.jp/?p=287

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