7月29日に第10回「なごエコ」定例会を開催しました。今回もさまざまな分野で活躍する皆様にそれぞれの活動を語っていただきました。
2021年 7月29日(木)開催 第11回定例会リポート
特別講演
▼暮らしを通じ いのちの活かされる社会へ
鶴田 紀子さん/(株)鶴田商会 Eco-Branch(エコ・ブランチ) 取締役
10分間個別スピーチ
■飯田農園 飯田 実さん
■株式会社まるや八丁味噌 代表取締役社長 浅井信太郎さん
懇親会
特別講演
暮らしを通じ いのちの活かされる社会へ
ステンレスの加工商社として、創業73年になる株式会社鶴田商会では、2000年より環境事業部エコ・ブランチを立ち上げ、循環型社会を目指した活動を続けています。化学物質をできるだけ取り込まない・流さない暮しの提案として、植物油脂由来の濃縮多目的洗剤「えがおの力」の販売を中心に消費者から循環者へといったお話をしていただきました。
■講師プロフィル
(株)鶴田商会 Eco-Branch 取締役 鶴田紀子さん
(株)鶴田商会は創業73年になる電熱線・ステンレス線の加工商社。1978年、2代目社長との結婚を機に鶴田商会入社。2000年に環境事業部Eco-Branchスタート。「毎日の暮らしから未来が変わる」をテーマに、ライフスタイルの提案と自然洗剤等の販売を手掛けている。
▼http://www.eco-branch.jp/
10分間個別スピーチ
出席者が語る「私たちが行っている取り組み」
ミニトマトをハウスで無農薬・有機栽培で育てる
お子さんの病気をきっかけにサラリーマンから農家へと転身した飯田実さん。ビニールハウスで無農薬有機栽培のトマトを育て、販売しています。糖度8.5の甘いトマトは「幻のトマト」と呼ばれ、全国から注文が入るほどの人気。しかし昨年のコロナ禍で、出荷停止が相次ぎ、廃棄しなければならない状況になりました。それを打開しようと始めたのがドライトマトの製品化。味が濃いと大評判になりました。ピンチをチャンスに変える飯田さんのお話からは家族やトマトへの愛が溢れていました。
■飯田農園 飯田実さん
江戸時代からの伝統を受け継ぐ微生物と共生する八丁味噌の老舗
創業延元二年(1337年)、岡崎城から西へ八丁(約870m)の町で作られたことから名づけられた『八丁味噌』。江戸時代から続く、木桶に有機認証の大豆、塩、水のみを仕込み、その上に石積み職人の手で円錐状に積み上げる昔ながらの伝統製法を守っています。八丁味噌は天然醸造、夏に熟成が進み冬に一休みを繰り返し、蔵に住み着く菌類の力を借りて、独特の風味を醸し出します。そのルーツと微生物を生かして造る醸造業の伝統の技と味は日本ならず、海外からも評価を集めています。
■株式会社まるや八丁味噌 代表取締役社長 浅井信太郎さん
★次回の「なごエコ」定例会は8月26日(木)16:00より開催予定
お申込みは、こちらから
https://nagoeco.jp/?p=725