10月28日に第14回「なごエコ」定例会を開催しました。今回もさまざまな分野で活躍する皆様にそれぞれの活動を語っていただきました。
2021年 10月28日(木)開催 第14回定例会リポート
特別講演
▼ロスフラワーから花きやアート文化の未来を創造する
堀 祐次郎さん/HUREY
10分間個別スピーチ
■有限会社壱武工業所 代表取締役 竹口達也さん
懇親会
特別講演
ロスフラワーから花きやアート文化の未来を創造する
若い頃から近親者を何人も亡くした経験が「命は限りあるものだからこそ、輝かせたい」の想いの根源となっているという堀祐次郎さん。農家が出荷できず、廃棄してしまうロスフラワーを使ったドライフラワーのアレンジメントをメインにした「merry_go_round」を2017年に立ち上げました。生花栽培の農家の窮状や花き市場の低迷を救いたいとの想いと、幼い頃から叔母に習っていたという生け花やドライフラワーづくりのセンスを活かし、移動店舗での販売やイベントでのディスプレイなどフローリスト堀祐次郎として活動を行っています。衰退を続ける花き業界での新たなチャレンジについて語っていただきました。
■講師プロフィル
HUREY 堀 祐次郎さん
HUREY(ヒューリー)代表 堀 祐次郎さん。インテリア、雑貨品などの総合的に扱う小売業での人事、店舗運営を経て、子会社であったミャンマーの現地法人にて新規事業を立ち上げる。ミャンマーでの事業展開が白紙となり、日本に帰国するも、ミャンマーで見た花き市場での花の美しさに魅せられ、日本でロスフラワーを使ったドライフラワーアレンジメントをメインにした活動を開始。2017年にドライフラワー専門店「merry_go_round」を立ち上げる。規格外生花に価値を付けるためアートを絡めた取り組みなども展開している。
▼「merry_go_round」 https://shop.merrygoround.work/
10分間個別スピーチ
出席者が語る「私たちが行っている取り組み」
環境に配慮した循環型ものづくり
自動車、弱電、雑貨などのプラスチック部品を製造している壱武工業所の二代目である竹口達也さん。小さい時から家業を手伝う中で、環境汚染の原因となる廃プラを油に戻すことができないかを考え始めたそうです。15年前に家業を継ぎ代表取締役となり、5年程前から海洋汚染などの解決に向けて、SDGsの一環として廃プラスチック油化事業を社内で立ち上げたとか。プラスチックを資源にと動き出した現状についてお話しいただきました。
■有限会社壱武工業所 代表取締役 竹口達也さん
★次回の「なごエコ」定例会は11月25日(木)16:00より開催予定
お申込みは、こちらから
https://nagoeco.jp/?p=881