第18回定例会リポート「『くらしを耕す』その実践は続く、これからの30年」ほか

定例会リポート

2月24日に第18回「なごエコ」定例会を開催しました。今回もさまざまな分野で活躍する皆様にそれぞれの活動を語っていただきました。

 

2022年 2月24日(木)開催 第18回定例会リポート

 

特別講演

「くらしを耕す」その実践は続く、これからの30年
  長谷川 泰幸さん/くらしを耕す会 取締役

10分間個別スピーチ

■Rela株式会社/松田 建次さん
■SavetheOcean株式会社/宮本 雄三さん


懇親会

 

 

特別講演

「くらしを耕す」その実践は続く、これからの30年

街の人たちが安心して暮らすには、川の上流の森や林が守られ、農薬や化学肥料に頼らない健全な農業の営みが欠かせません。飛騨・木曽川流域でとれた農産物を通して、水でつながる流域自給を目指す「暮らしを耕す会」では、農薬・化学肥料ゼロの地元でとれた旬の野菜セットの宅配を1989年から行っています。創業者を事故で失い、スタッフ離職や赤字などの経営危機を乗り越えた取り組み、課題や今後の展望について語っていただきました。

 

■講師プロフィル

くらしを耕す会 取締役 長谷川 泰幸さん

1975年生まれ、兵庫県出身。国立大学卒業後、大手電気会社に入社。15年間、プロジェクトリーダーやロジスティクスコンサルティング等に従事。有機農家になるためIターンで岐阜県白川町へ移住。2年間の研修後、2016年に千空農園(ちそらのうえん)という屋号で新規就農。約2ヘクタールの農地で、いちごや米、野菜などを栽培。現在は、有機農家として千空農園を経営しつつ、NPO法人ゆうきハートネット理事(白川町有機学校給食担当)、(有)くらしを耕す会取締役も務めている。

http://www5f.biglobe.ne.jp/~tagayasu/index.html



 
 
 
 
▶特別講演の内容を動画で見る

 

 

10分間個別スピーチ

出席者が語る「私たちが行っている取り組み」

商品を通して地球環境の未来を考えるきっかけを提供

2015年設立のRela株式会社は、北米、アジア等でオンライン通販事業を展開する貿易会社です。2020年からは「地球、社会、人に優しい商品」を世界中から探し、日本に輸入・販売しています。商品を通して地球環境の未来を考えるきっかけを提供しています。
枯れたバナナの葉で作るエコブランド「P.a.d Banana Leaf Product」が、ソーシャルプロダクツ・アワード2022でソーシャルプロダクツ賞を受賞したことを報告いただきました。

 

■Rela株式会社 代表取締役 松田建次さん

https://www.relajapan.com/

 

 

 

 

 

「海をまもる洗剤」を開発

Save the Oceanは、愛知県で約70年続くクリーニング店とコインランドリーを経営する株式会社勝川ランドリーから2021年11月に生まれた会社です。ある日、洗濯で衣服の汚れを落とすことは、油汚れを衣類から海に「移動」させているだけだったことに気づき、環境にも、お肌にも、お財布にも、汚れ落ちも、現在考えられる最も理想的な洗濯洗剤「海をまもる洗剤」を開発、2月から販売開始したことをお話しいただきました。

 

■Save the Ocean株式会社 宮本雄三さん

https://umi-mamoru.jp/

 

 

 

 

 

 

 


★次回の「なごエコ」定例会は3月24日(木)16:00より開催予定

お申込みは、こちらから
https://nagoeco.jp/?p=1005

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