1月27日に第17回「なごエコ」定例会を開催しました。今回もさまざまな分野で活躍する皆様にそれぞれの活動を語っていただきました。
2022年 1月27日(木)開催 第17回定例会リポート
特別講演
▼ビカンテック工法と家畜舎消臭法でのSDGs
加藤邦夫さん/ビカンテック名古屋市北区城東店 代表
10分間個別スピーチ
■平子恵美さん/日本熊森協会 愛知県支部 支部長
■山田たいじゅさん/たねのしずく研究所
■出口志穂さん/ノートルモンド名古屋 代表
懇親会
特別講演
ビカンテック工法と家畜舎消臭法でのSDGs
ビカンテックは、住まいの汚れを特殊洗剤で落とす環境メンテナス事業を展開。名古屋の城東店では「有機消臭土」を作る技術を畜産農家に伝え、悪臭などの環境問題の解決にも取り組んでいます。家畜のふんに100%天然成分を加え、消臭剤として生まれ変わらせる技術で、大規模な設備の導入は不要。都市部に離接する農家の環境改善をサポートしています。
■講師プロフィル
ビカンテック名古屋市北区城東店 代表 加藤邦夫さん
1960年7月7日、名古屋生まれ、名古屋育ち。家電機器販売の営業からスタートし数々の営業会社を渡り歩き、常にトップセールスマンとして仕事をするも、会社組織の位置付けに限界を感じ、独立。2016年からは、一般的なハウスクリーニングとは異なり、カビや菌類を漂白するのではなく、特殊洗剤を使用し根元から死滅させ除去し美観を復元するビカンテック工法と循環型自然消臭法を広めるべく活動中。
10分間個別スピーチ
出席者が語る「私たちが行っている取り組み」
自然破壊を伴うメガソーラー・巨大風力発電事業に規制を求める
戦後の開発や人工林の拡大により日本の山々は荒廃し、土砂崩れや水の枯渇、獣害の原因となっています。最近では、メガソーラーと巨大風力発電事業による自然破壊が問題となっています。日本熊森協会は、山の食物連鎖の頂点であるクマをシンボルとし、クマが充分な食料を得られるほどの豊かな自然環境を取り戻すことを目標に活動しています。理解ある山主から人工林を購入して、自然そのままの森の姿に戻す事業などを全国で展開中。自然破壊を伴うメガソーラー・巨大風力発電事業に規制を求める署名を呼びかけました。。
■日本熊森協会 愛知県支部 支部長 平子恵美さん
「人にも地球にもやさしいコスメ」
岐阜県揖斐郡揖斐川町を拠点に、日本各地の休耕茶園で収穫する「茶の実」から採る茶実油(ティーシードオイル)と関連商品を製造販売している、たねのしずく研究所。茶実油は、オレイン酸とビタミンEが豊富なため、保湿性が高く、抗炎症・抗酸化効果が期待でき、最近では大手の化粧品ブランドにも採用されています。
たねのしずく研究所は、「人にも地球にもやさしいコスメ」を表彰する「サスティナブルコスメアワード2021」で企業部門・地方創生賞を受賞したことを報告いただきました。
■たねのしずく研究所 山田たいじゅさん
楽しく会話しながら世界の文化や環境について学ぶ
2015年に発足したノートルモンド名古屋は、食と文化を学びながら地域・多世代・多文化・国際交流することを目的として、名古屋市を拠点に活動する任意団体です。
「なごや環境大学共育講座」のプログラムを活用して開催している、愛知県に留学中の大学生や在住外国人などから母国の料理や防災の取り組みを教えてもらい、楽しく会話しながら世界の文化や環境について学ぶことができる講座についてお話しいただきました。
■ノートルモンド名古屋 代表 出口志穂さん
▼https://www.facebook.com/NotreMondeNagoya/
★次回の「なごエコ」定例会は2月24日(木)16:00より開催予定
お申込みは、こちらから
https://nagoeco.jp/?p=964