3月9日(火)に、なごエコイベント、「オーガニックフラワーでフラワーアレンジ」が開催されました。
会場は、地下鉄「矢場町」から徒歩2分の生花店「種から根っこと葉っぱ」。オーガニックフラワーのほか、有機種子、フェアトレード商品などを取り扱っています。
今回の参加者は、50代から80代までの女性4人。
講師は、日本オーガニックフラワー協会理事、花装飾一級技能士、種から根っこと葉っぱチーフデザイナーの内山早智子さん。
農薬や化学肥料を使わずに育てた花
健康に対して意識が高い人だけでなく、一般の人の間でもよく話題にのぼる「オーガニック」。オーガニック(Organic)は、一般的には「有機」という意味で用いられます。化学肥料や農薬などを極力使用せずに、自然の恵みを大切にした農業や栽培法、水産業に畜産業、加工方法全般を指す言葉です。そこから生まれる食べ物をオーガニック食品または有機食品と呼びます。
講師の内山さんはかつて花粉症などのアレルギーに悩み、食べ物をオーガニックに替えたら2年ほどで花粉症が治った経験があります。そんな時にオーガニックフラワーを栽培している三重県の生産者と知り合いになり、仕入れるようになりました。
まだ少ないオーガニックフラワー
花は食品ではないので、一般的に栽培に大量の農薬・化学肥料が使われています。
オーガニックフラワーの生産者は全国に50軒ほどしかなく、この品種の花を何本といった注文の仕方はできません。今回の花材も、皆同じではなく、各人少しずつ種類が違いました。
まず、土台となる緑の給水スポンジにゆっくりと水をしみこませ、セロファンで包み、輪ゴムで留めます。麻布で土台を包み、麻ひもで留めたら下準備完了。花を生ける高さとメインになる花を決め、あとは空間を埋めるように挿していきます。正面からだけでなく、左右から眺めてバランスを整えたら、水苔で足元の隙間を埋めて完成です。
オーガニックフラワーは生命力が強い
オーガニックフラワーの特徴は、農薬や化学肥料を使っていないので、生命力が高いこと。夏場でも水が濁ったり嫌な臭いがしたりしにくく、シャンと咲いている期間が長いのだとか。春の花を生けながら、オーガニックフラワーについて知ることができたひと時でした。
今回のSDGs17の目標はこれ! →
協 力
▼種から根っこと葉っぱ
場所/名古屋市中区栄5-12-32 栄サンライズビル1F
TEL/052-251-0471
営業時間/11:00~20:00
定休日/火曜日
https://hanajin1.jimdo.com/
次回のなごエコイベント
●そば粉のロスを使ったスイーツ教室(現在キャンセル待ち)
講 師/中村誠 (本格手打ちそば喜八 店長)
日 時/4月11日(日)16:00~18:00
会 場/本格手打ちそば喜八 (名古屋市南区千竃通4-2-1)
定 員/7組14人(先着順)※2人1組でお申し込みください
参加費/3,800円/人 (当日払い)
持ち物/エプロン、三角巾、マスク
▼お申込みフォーム(現在キャンセル待ち)